第4期生が決まりました。

コザカイです。
滅多にでてきませんが、久しぶりに。
しかも、深夜まで卒論指導をしていたあとなので、乱筆乱文お許しください。

さて、本日は、ゼミの面接を行いました。
来年度のためにもどんな面接をしたかは話しませんが、甘やかされて来た学生からすれば、面喰らったと思います。
初めてじっくり話す学生もいるので、こっちも真剣にどんな人間かを探り当てるようにしました。

学生たちに贈る言葉として、「いますぐにこうなりたまえ」、ということを3つ挙げておきます。

・苦難から逃げないこと
・独り立ちすること
・自分の能力を過信しないこと


まず、苦難から逃げない。
玉川のモットーを思い出してください。

人生の最も 苦しい いやな 辛い 損な場面を
真っ先きに 微笑を以って 担当せよ

非常に重要なことです。どれだけの人ができるでしょうか。
私のムチャ振りにも「やらないとしょうがない」と思い、私に向かってきてほしいと思います。

次に、独り立ちすること。
私は、とくに同じ価値観をもつ少人数の中に身を置くような人を嫌います。その人は単に浮遊する個人にしか過ぎません。これでは、自分を成長させるチャンスを自ら失うようなものです。

小さくまとまらず、独り立ちした個人として、組織に属し、プロアクティブに活動できるようになってほしいです。

コザカイ組は組織です。浮遊する個人ではなにもできません。
ブラザーシステムという先輩から後輩に至るまでの血統図に来た縦の流れが組織の根幹です。それから逃げるような人間は、なにも得るものはないでしょう。私は、既存のサークルに入らず、自分でサークルを作るという人間を嫌悪します。大学において、それは企画して実行することとは思いません。単に、安穏な場所への逃避です。

本当に企画することが得意な人間は、じつは最初から大学など来ません。極論すれば、大学に避難してくる必要がありませんから。
高卒でも、いくらでも起業できます。

最後に、自分の能力を過信しないことです。
私は、慢心する人間は嫌いではありません。むしろ、こういう変に斜に構える人間にはすごく期待できると思っています。その慢心する人間にぎゃふんと言わせるのが私の仕事です。
おおよそ人間は、慢心と自信喪失の繰り返しのなかから、成長していくことしかできないとすら思っています。

でも、自分の能力を過信する人間は、うまくいかないことを他人のせいにします。そのような人間は、自分の身の丈を知らず、学習することができません。

さらにいえば、テキトーに人にあわせておけば良いとかってに思い込み、テキトーにごまかせているとすら思っています。たいていは小手先だけであり、ごまかせていません。

自分たちの器の小ささを一度しっかり実感して、どう成長していくか、キャリア意識を持ってもらいたいと思っています。

今回も多分に漏れず、器の小さい人間ばかりです。
それで当たり前なのです。
卒業するときに、どれだけ器を大きくできるかが勝負です。

やるのは自分自身です。私は、その手伝いだけをします。

というわけで、本日の面接後、早速、新ゼミ生の4人に課題を出しました。月曜日までに、私へ、工学部サイト用の授業紹介の原稿を送ってくること。

さて、どのような文章を送ってくるのか。
期待しております。